idea factory from newspaper 2003 7 7
薬剤師(pharmacist)
新薬の特許が切れた後で、新薬と同じような成分や効果の薬が製造販売されます。
これを後発医薬品と呼ぶことが多いでしょう。
新薬の特許が切れた後で、ゾロゾロと後発医薬品がでてくるので、
ゾロ薬と呼ぶ人もいます。
いずれにせよ、これらの名前では、一般の人にはわかりにくいですね。
何か、いい名前が欲しいですね。
薬には、先発医薬品と後発医薬品が両方、製造販売される薬があります。
最近、不眠症が問題になりましたが、
たとえば、睡眠薬も、先発医薬品と後発医薬品が両方、製造販売されています。
成分や効果は、同じとされます。
ただし、価格が違います。
先発医薬品か、後発医薬品か、どちらかを医者が選ぶことになるでしょう。
日本では、薬剤師の地位は、それほど、高くありませんが、
外国では、薬剤師の地位が、非常に高い国もあります。
薬剤師に大きな役割を期待している社会もあります。
しかし、日本では、薬剤師の人材不足が深刻な問題となっています。
法律家を養成するために、ロースクールを設置するということがありますが、
薬剤師も、同じような問題があるかもしれません。
しかし、薬剤師は、そう簡単に養成できないところが、
頭の痛い問題です。
昔、看護婦の人材不足が深刻な問題となった時期もありました。
今もあるかもしれません。
さて、一般の人は、本屋で売られている「医者からもらった薬がわかる」など、
そういう本で、自分の薬が、どういう薬かを調べて、
薬に対する知識を少しずつ獲得していく必要があるかもしれません。
プログラムの書き方(forms of writing,Java.)
今は、どうなっているか知りませんが、
昔は、自分の書いたプログラムは、よくわかるが、
他人の書いたプログラムは、わからないという問題がありました。
プログラム言語には、一定の文法がありますが、
その文法を守りさえすれば、後は自由だったです。
だから、よく言えば、創造の自由を発揮できました。
昔は、プログラム行数の少なさを競った時代がありました。
昔は、メモリの制約があって、そういう必要性がありましたが、
競争まで行ってしまうと、物事の限度を超えていたかもしれません。
人によっては、ユーモア精神があって、
サブルーチンの名前に、自分の好きなアイドルの名前を付けていました。
こういう古き良き時代があったのです。
問題は、こういうプログラマーがいなくなった後です。
そこには、いくら読んでも、さっぱり、わからないプログラムが出現します。
後任者には、途方に暮れる人も多かったです。
しかし、プログラムの書式を厳格に定めてしまうと、
プログラマーのやりがいが、なくなります。
ところで、最近は、手書き認識の技術は進化しているのでしょうか。
音声認識の方は、よく聞きます。
人間が話す言葉を、音声認識して、文字に変換してくれる技術です。
手書き認識とは、
人間が、手書きで書く文字を、画像ではなく、文字として認識し、
文字に変換してくれる技術です。
この技術が発達すれば、キーボードがいらなくなるのです。
もちろん、キーボードに慣れている人は、
キーボード入力の方が、手書き認識より、早いです。
しかし、そういう人でも、外出した時が問題です。
屋外で、キーボードは使いにくいでしょう。
立ったままで、文字入力をしたい状況はありませんか。
たとえば、顧客と、ビジネスの話をしていて、
データが欲しい時に、ノートパソコンを使う場合、
立ったままでは、ノートパソコンは使いにくいでしょう。
こういう場合に、PDAが役立ちます。
PDAは、手帳をひとまわり大きくしたサイズです。
手書き文字も、文字として、認識してくれる機種もあります。
ただし、もう少し、使い勝手がよくなって欲しいですね。
ただ、今後、手書き認識の技術は進化するでしょうから、
今後の展開が楽しみです。